嚥下調整食の試食🥄
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生田広場では、その方の咀嚼や嚥下の状態に合わせて、常食・常食の刻み・ソフト食・ミキサー食のいずれかの形態でお食事を提供しております。
施設での生活のなかでお食事は楽しみの1つです。ご利用者が安全に召し上がることができているかどうか、今まで食べられていたものが食べにくくなっていないか、などを多職種で相談しながら適切な形態を選んでいます。
今回は食事委員会の企画で「嚥下調整食の試食会」を行いました。
職員がソフト食とミキサー食を試食し、味やにおい、食感の違いなどを体験しました。自分で食べてみることで、食事介助の際にどのような点に配慮をしたら良いかもみえてきます。
ちなみに、この日のメニューは「ごはん・赤魚の煮つけ・なすの田楽・白桃のコンポート・すまし汁(すまし汁は試食しておりません)」でした。果たしてこの写真の付箋を見ずにメニューがわかった方はいらっしゃるでしょうか。形態が変わると「これはなんだろう。」と思われるご利用者も多いと思います。何だかわからないものを口に入れるとなると、「楽しみ」よりも「不安」が上回ってしまうこともあるかもしれません。介護職の「今日はお魚ですよ。」「なすはお好きですか。」などの声かけひとつで安心が生まれることもあります。忙しい時こそこのような一言を忘れないケアを続けていきたいと思っています。
広報担当🍀