100歳のお誕生日を迎えられました
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三月末に、担当するユニットのYさんが100歳のお誕生日を迎えられました。
ここに来られた当初、時折針で何か縫うような手の動きをされていたため、ご長女さまにたずねると、ご主人を早くに亡くし、針仕事などをしながら一生懸命に子育てをされてきたとのこと。弱音を吐かず必死で家族を守ってきた「がんばりやのお母さん」の姿がそこにはありました。
還暦の「赤いちゃんちゃんこ」は有名ですが、「百」という字が「もも」とも読まれることから、100歳のお祝いは桃（ピンク）色のお祝い着になるそうです。関東大震災の年に生まれ、戦争を乗り越え、愛するご家族とともに一世紀を過ごされて来たそのお姿はなんとも尊く、失礼ながら大変かわいらしくもあり、当日は他部署の職員もかけつけ、笑顔と笑い声に包まれた嬉しいひとときとなりました。
介護福祉士 M
